札幌市、新敬老パスに経過措置 25年度全面転換の方針を変更

札幌市役所

 札幌市は8日、2025年度にも廃止する方針の70歳以上の市民を対象とした市営地下鉄などの敬老優待乗車証(敬老パス)について、25年度以降も3~5年程度、希望者には現行パスを交付する経過措置を設ける考えを明らかにした。市は歩数などに応じてポイントを与える新制度への転換を計画しているが、年間の利用上限額が大幅に減ることなどから、高齢者や市民団体の反発が相次いでいた。

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