「夏にキラキラ光る成虫に会いたい」 児童がホタルの幼虫を放流 静岡・藤枝市

静岡県藤枝市を流れる葉梨川で小学生が育ててきたホタルの幼虫を放流しました。

ホタルの幼虫を放流したのは、藤枝市立葉梨西北小学校の4年生です。この小学校では毎年、4年生が総合学習の時間にホタルの飼育に挑戦しています。今年度の4年生も地元の市民団体「白ふじ蛍の会」のメンバーに指導を受けて、去年5月からゲンジボタルの幼虫を育ててきました。

6日、葉梨川に集まった4年生は「元気に育ってね」と声をかけながら、ゲンジボタルの幼虫150匹を餌になるカワニナと一緒に放流していきました。

児童:「また夏になって、この川に戻ってきて、キラキラ光る成虫のホタルに会いたい」

児童:「大きいのもいたし、小さいのもいたけど、夏になって元気に光っているのを見たい」

葉梨地区では毎年6月ごろに、ホタルのきれいな舞いが見られるということです。

© 静岡朝日テレビ