元野球少年・能地アナが大谷翔平選手に挑戦? 165キロを体感「手がじんじんしびれる」 静岡市

日本時間の6日、古巣エンゼルスと初めて対戦したドジャース大谷。静岡県内でも大谷のすごさを体験できる施設が賑わっているようです。

6日は古巣と対戦

日本時間の6日行われたドジャース対エンゼルス。大谷翔平にとって古巣との戦いです。この試合前、数々の名勝負を共にした盟友トラウトとの再会が実現しました。

大谷はこの日、1、2打席とも三振。第3打席は高く打ち上げた打球を盟友トラウトがキャッチ。移籍後初となった古巣エンゼルスとの戦いは、3打数無安打で大谷の出番は終了。試合は4対0でエンゼルスの勝利となりました。

大谷選手のすごさを体感できる施設が静岡市に

世界中から注目が集まる大谷翔平。その”すごさ”を体験できる場所が、県内にありました。

能地優アナウンサー:「静岡市清水区にある屋内型スポーツ施設に来ている。こちらはこの施設の目玉、バッティングコーナー。楽しんでいるお客がいる」

静岡市清水区にある屋内型スポーツ施設「ホームランドーム静岡店」。バスケットボールやサッカーを楽しめるコーナーもありますが、目を引かれるのは、この「170キロ」という数字です。

ホームランドーム静岡店 スタッフ
Q.170キロと書いてあるが?
A.「こちらのマシンは80~170キロまで5キロ刻みで速度が調整できるマシン。プロ野球選手の速度やそれ以上の球速を体験してもらうことが、楽しんでもらうことにつながると思い導入した」

驚きのスピードで球を投げられるこちらのマシン。大谷が日本ハム時代にたたき出した日本人最速の時速165キロに、挑戦できるんです。県内のバッティングセンターでも、なかなか体験できないというこの球速。はたして大谷の威力とは?

能地アナが挑戦

能地アナ「これから大谷選手の最高球速に挑みます。ちょっと本気をだしてジャケットを脱がせていただきます。そして対戦相手のエンゼルスカラーの赤のヘルメットをかぶりたいと思います。行ってきます!」

今回は中学時代に野球漬けの日々を送っていたという、能地アナウンサーが大谷選手と同じ165キロの球に挑戦します。果たして日本人最速の威力とは─

能地アナ:「速い!これバットにあたるかな。バットも振れなかった」

これが、大谷翔平の投げた165キロというスピードです。ちなみにプロ野球のマウンドからホームベースに到達するまでの時間はおよそ0.4秒です。

能地アナ:「ちょっと当たるようになってきたかもしれない」

次第に球を捉え始めた能地アナ。ところがヒット性の当たりがでる前にゲームは終了に。

能地アナ:「165キロ圧巻でした。手がじんじん痺れている。大谷選手の凄さはニュースで見ていたがこうして体感することはなかったので、こうして実際にバッターボックスに立てるというのはいい経験になったと思う」

利用客も興奮の「超速球」

スーパースターの球速を体験できるマシンに、利用客も興奮ぎみです。

挑戦した人:「超早かったです。怖かった。これを打とうと(試合で)立っている人凄いなと思った。怖くて逃げちゃう。楽しかったです」

挑戦した人「とても速いなって、自分が思っていたよりも速い球がきて正直びっくりした。怖かったです。思わず叫んじゃうくらい速すぎて、いろんな人に体験してもらいたいと思った」

時折、悲鳴のような声を交えながら、楽しんでいる利用者たち。こうした光景に施設は。

ホームランドーム静岡店スタッフ:「『大谷選手と同じ速度打てるじゃん』みたいな。『ちょっと打ってみようぜ』みたいな感じで打つ方は見かける。こういった場所で野球を体験してもらって、野球をするという方が子どもたちもそうだが増えてくといいなと」

県内でも盛り上がりを見せている大谷熱。メジャーリーグも開幕目前。ますます大谷から目が離せなくなりそうです。

© 静岡朝日テレビ