米人気歌手 19年ぶりに「自分の声を持てた」と涙 性的暴行疑惑の闘争終結

歌手のケシャ(37)がインスタグラム・ライブで新曲のクリップを流しながら、19年ぶりに「自分の声を持てた」ことに喜びの涙をこぼした。

プロデューサーのドクター・ルーク(50)による性的暴行疑惑で長期間に渡る法廷闘争が終結し、昨年12月にルークのレコード・レーベル「ケモサベ・レコード」と決別したケシャは6日、新曲のプレビューをファンに聞かせながら涙を拭っていた。

また、インスタグラム・ストーリーにも「2024年3月6日。19年ぶりに自分の声を持った日」と投稿、裸になって自分の自由を表現する一連の写真も載せているケシャは「とてもエキサイティングな新たな章」に興奮しているとして「言わないけれど、私のカレンダーには自由に音楽をリリースできる、その日が記されているの」とV誌に語っている。ファンに何を伝えたいかと聞かれ「彼女はこの森で、朝の4時まで猛烈に曲を書き、歌っているということを知っておいてほしい。私はここで野生の女になっている。だからそれを知っておいて」と話し、更にこう続けていた。「これだけは言えるわ。こんなに幸せで、ワクワクして、安らかで、目的を持って生きているのは人生で初めてよ。この幸せを得る権利を手に入れた気がするの。だから、それはそのままにしておいて......私は、とてもエキサイティングな新たな章に感じられるこの瞬間を楽しんでいるわ」

ケシャは、2005年にパーティーの後で音楽プロデューサーのルークに薬物を飲まされレイプされたとする訴訟を起こし、その後ルークがその疑惑を否定し名誉毀損で提訴していたが、昨年6月、2人はケシャのインスタグラム・ストーリーに「ケシャとドクター・ルークは訴訟の解決に合意し、その解決に関する共同声明を発表、投稿することに同意しました」と共同声明を投稿、和解に至っていた。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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