ハイテク株、過去最大の資金流出=BofA週間調査

[ロンドン 8日 ロイター] - バンク・オブ・アメリカ(BofA)の週間調査によると、6日までの1週間はハイテク株から9週間ぶりに資金が流出し、流出額は44億ドルと過去最大となった。

投資適格級債券とキャッシュに引き続き資金が流入した。調査はEPFRのデータを基にしている。

この週はアップルなどの米ハイテク株が急落した。

キャッシュには320億ドルが流入した。投資適格級債券への資金流入は133億ドルと、2020年9月以来の大きさだった。

マネー・マーケット・ファンド(MMF)は保有する短期国債の利回りが高いため、過去1年間に多額の資金が流入している。

株式には7週連続で資金が流入し、流入額は69億ドルとなった。不動産株には過去2年間で最大となる12億ドルが流入した。

暗号資産(仮想通貨)ファンドは19億ドルの資金流入を記録した。ビットコインは5日、一時6万9202ドルの過去最高値を記録した。

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