約200カ国・地域に広がる中医薬―中国メディア

中医薬は約200カ国・地域に広がっている。写真は甘粛中医薬大学附属病院で薬材の見分け方を学ぶタイの中医学医師の学医団。

中国人民政治協商会議第14期全国委員会(全国政協)第2回会議の2回目の「委員通路」での取材が7日午前、北京の人民大会堂で行われた。中国人民政治協商会議全国委員会の委員を務める中国中医学科学院・西苑病院・脾胃病所の唐旭東(タン・シュードン)所長が記者の取材に応じた。中央テレビニュースが伝えた。

唐所長によると、風邪から慢性疾患、難病に至るまで、中医薬は重要な役割を果たしているほか、そのヘルスケアに関する知恵と方法は、一般の人々の生活に溶け込んでいる。

唐所長は、「中医薬はすでに約200カ国・地域に広がり、世界での影響力が高まり続けている。中医薬の専門家として、中医薬という金字ブランドをPRし、先祖が私たちに残してくれたこの貴重な宝を確実に受け継ぎ、発展させ、活用しなければならない。そして、末端における中医薬適応技術のPRと応用を強化し、末端、特に農村の人々の病気の予防・治療、リハビリなどに益が及ぶようにするほか、中医学と西洋医学の結合による難病や重大疾病の治療研究に力を入れ、さらに多くの中医薬テクノロジーイノベーション成果の産業化を実現し、世界に益が及ぶようにしなければならない」とした。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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