「ゴジラ-1.0」8冠 第47回日本アカデミー賞

日本アカデミー賞の授賞式で記念写真に納まる受賞者ら=8日午後、東京都内のホテル(代表撮影)

 第47回日本アカデミー賞の授賞式が8日、東京都内のホテルで開かれ、各部門の最優秀賞が発表された。山崎貴監督の「ゴジラ-1.0(マイナスワン)」が作品賞など最多8部門を獲得した。

 同作は戦後の日本に出現したゴジラに元特攻隊員らが立ち向かう物語。出演する安藤サクラさんは助演女優賞を受け、「怪物」の演技で主演女優賞にも輝いた。監督賞には「PERFECT DAYS」のビム・ベンダース監督が選ばれ、出演の役所広司さんが主演男優賞を受賞。助演男優賞は「月」の磯村勇斗さんが射止めた。

 アニメーション作品賞は宮崎駿監督の「君たちはどう生きるか」、外国作品賞は「ミッション・インポッシブル デッドレコニング PART ONE」に贈られた。

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