【静岡マラソン】過去6回の大会では多くの名勝負が 今年もドラマは生まれるか!?

5年ぶりの開催となる「静岡マラソン」過去6回の大会では多くの名勝負が繰り広げられてきました。開催まであと3日!今年も名勝負が生まれるかもしれません!

「駿河路に新たな歴史、静岡マラソン2014、今スタートしました。」

静岡マラソンの第1回大会が開催されたのは今から10年前の2014年。

静岡市で初となるフルマラソンに1万人を超すランナーが駆け抜けました。

一般ランナーは走りと共に大会名物のエイドを楽しみますが、先頭集団ではし烈な優勝争いが!

第1回大会では、スズキ浜松アスリートクラブの伊藤太賀選手がスパートをかけ、富士通の福井誠選手が負けじと食いつきます。

ただ、伊藤選手が福井選手を振り切りそのままゴール。

静岡マラソンの栄えある初代チャンピオンとなりました。

スズキ浜松アスリートクラブの伊藤太賀選手:
「本当に記念すべき第1回で初優勝を目指して出場していたので非常にうれしく思っています。」

2017年 第4回大会

2017年の第4回大会ではレースがハイペースで進み前年、大会新記録で優勝したギザエ・マイケル選手と
同じ実業団の鈴木忠選手の一騎打ちに。

「ギザエ・マイケルが鈴木忠を突き放しました。これだけの距離になっています。」

37㎞を過ぎたところでスパートをかけたギザエ・マイケル選手が2連覇を達成しました。

第6回大会

そして5年前の第6回大会、レースは中盤から初出場の川内優輝選手とスズキ浜松アスリートクラブ所属で、第1回大会優勝者である伊藤太賀選手のマッチレースとなりました。

「ここで川内が前に出ました、そしていま35㎞を通過、川内が前に出ました、やはり川内が仕掛けました。」

35㎞地点で川内がペースを上げ勝負をしかけるも…
伊藤も負けじとくらいつき、その後も2人はデッドヒートを繰り広げます。

「ここでまた川内がでる伊藤が出て、川内が出て両者譲らない終盤のデットヒートです。」

「川内が出た。ピタッとくっついていましたがこの距離がでました・・・」

そして・・・

「川内が出ました一気に離す一気に離す。これが川内の強さ、引き離す力です。」

39㎞手前で川内が伊藤を引き離し、最後に意地を見せた川内が2時間13分41秒で静岡マラソン 初出場ながら初優勝を果たしました。

川内優輝選手:
「きょうは本当に途中から牽制レースになりましたのでこれはもう優勝したほうはいいけど、負けたほうはあれだなというのがあったので本当に勝ててうれしい。」

歴代の大会でも多くの名場面を生んだ静岡マラソン。

今大会には清水町出身の佐藤悠基選手や箱根駅伝などに出場経験のある稲田翔威選手など多くの実力者が参戦。

今年もデッドヒートが予想されます!

注目の静岡マラソンは10日・日曜日に号砲です!

© 静岡朝日テレビ