災害廃棄物処理支援で2人派遣 県職員・能登地震【岩手】

出発式で決意表明する沖田主任主査(右)と佐々木主任主査

 県は8日、能登半島地震で被災地に災害廃棄物処理支援員として派遣する職員2人の出発式を県庁で行った。2人は石川県七尾市で10日から9日間、災害廃棄物の処理委託業務や家屋解体の業務の支援を行う。

 派遣されるのは、沿岸広域振興局保健福祉環境部宮古保健福祉環境センター環境衛生課の沖田潤一郎主任主査(46)と県資源循環推進課の佐々木剛主任主査(48)。

 式では派遣職員を代表し、沖田主任主査が「被災地の早期復旧・復興には災害廃棄物の早期処理が欠かせない。被災地の皆さまが少しでも早く日常を取り戻せるよう精いっぱい頑張ってきたい」と決意表明した。

 福田直環境生活部長が「東日本大震災の時に多くの自治体に支援いただき、今度はわれわれが支援する番というのが多くの県民の思い。2人には被災自治体の支援に尽力されることを祈念する」と激励した。

© 岩手日日新聞社