漫画家の鳥山明さんが死去した。68歳だった。『ドラゴンボール』や『Dr.スランプ』などの大ヒット作で知られる鳥山さんが今月1日、急性硬膜下血腫により帰らぬ人となったことを8日（金）に『ドラゴンボール』の公式サイトが伝えた。
訃報の告知には「熱心に取り掛かっていた仕事もたくさんあり、まだまだ成し遂げたいこともあったはずで、残念でなりません。ただ、故人は漫画家としていくつもの作品を世に残して参りました。多くの世界中の方々に支持していただき、45年以上にわたる創作活動を続けることができました」と綴られており、感謝の言葉と共に、遺族のプライバシーへの配慮を呼び掛けている。
お別れ会の予定などは現在のところ未定で、決まり次第告知する意向だという。
愛知県出身の鳥山さんは、1978年に『週刊少年ジャンプ』掲載の『ワンダーアイランド』でデビューを果たした後、80年に連載を始めた『Dr.スランプ』がアニメ化、大人気を博した。84年に連載を始めた『ドラゴンボール』も大ヒットを記録、アニメやゲームなども制作され、世界中で愛される作品となった。さらに、人気ゲーム『ドラゴンクエスト』のキャラクターデザインも手掛けた。
