Francois Murphy
[ウィーン 8日 ロイター] - ウクライナのハルシチェンコ・エネルギー相は8日、ロシア軍の制圧下にあるウクライナ南部のザポロジエ原子力発電所の安全性が日々悪化していると述べた。
記者会見で「一般的な状況は原発事故へと向かっており、(ロシアの)プレゼンスを直ちに止めることが非常に重要だ」と指摘。「問題の数は毎日増えるばかりだ。1カ月経てばまた新たな問題が発生するだろう。さらに1カ月経てばまた新たな問題が発生する」とし、ウクライナはさらなる解決を引き続き求めるとした。
国際原子力機関(IAEA)理事会は7日、ロシアにウクライナ南部ザポロジエ原子力発電所からの退去を求める決議を採択した。理事会が同原発に対するロシアの行為を非難する決議を採択するのは4回目。