日本語よりもポジティブに感じる表現の「英語」がX上で話題になっています。
投稿したのは、アメリカ在住の山口慶明さん(@girlmeetsNG)。
当ポストは2024年3月6日時点で4万1000件を超えるいいねを集めており、「最高ですね」「言葉の深みと国民性を感じますね」「ありがとう英語」といった具合に納得する人からのコメントが続出。
記事後半では、アメリカの給与事情についても紹介します。
※投稿写真は【写真2枚】をご参照ください。
※今回紹介するポストは、投稿者様の許可を頂いております。
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日本語よりもポジティブに感じる表現の「英語」
山口さんが「個人的、日本語より英語の方がポジティブな表現でいいなと思う言葉トップ3」という内容で投稿したのは以下の表現でした。
- 3位 ほうれい線→ Smile line
- 2位 脇腹のぜい肉→ Love handles
- 1位 分かりません→ Good question!
「ほうれい線」「脇腹のぜい肉」「分かりません」はどれも日本語ではマイナスに感じられる表現ですが、英語では”Smile line”、”Love handles”、”Good question!”とポジティブな言葉に。
1位の”Good question!”は、褒められていると思ってしまいますね。それが「分かりません」という意味だったとは驚きです。
実際に使われる表現なのか聞いてみると…
大きな話題を呼んだ、日本語よりもポジティブに感じる表現の英語。
山口さんに、日常生活で当たり前のように使用するのか聞いてみると、「"Smile line"は普通に使いますが、"Love handles"は性的な表現なので日常的には使わないと思います」と説明してくれました。
また、「"Good question!"はアメリカ人に質問すると、頻繁に返ってくる返答です笑 」とのこと。
分かりませんとはっきり答えてしまうよりも、いい質問ですねと受け止めるのは、「アメリカ人あるある」という可能性も考えられます。
個人的、日本語より英語の方がポジティブな表現でいいなと思う言葉トップ3
3位 ほうれい線→ Smile line
2位 脇腹のぜい肉→ Love handles
1位 「分かりません」→ Good question!— 山口慶明🇺🇸で何とか生きてる (@girlmeetsNG) February 21, 2024
アメリカの給与事情について
ここからはアメリカの給与事情について紹介します。
円安の影響もあり、アメリカと比べて給料が安い日本。アメリカに住む人にとって高収入と言える金額はいくらか山口さんに聞いてみると、「住む地域にもよりますが、私の感覚的には10万ドル(約1350万円)で高収入というイメージはなく、20万ドル(約2700万円)が一定の目安になっている感じはします」と説明。
アメリカは所得格差が大きいので、「年収300万円以下の人もたくさんいますし、3000万円以上の人もたくさんいます」とのこと。
ほかにもあるポジティブな表現の英語
取材の最後、「ポジティブに感じる他の表現」はあるのか尋ねてみると、「リプライ欄にあったものですが、『老眼鏡→Reading glasses』『親知らず→Wisdom tooth』『生まれ付きのアザ→Angel kisses』がポジティブで良いなと思います」と話してくれました。
「老眼鏡」だと老いるイメージが強くなってしまいますが、近くのものを読むために使うもの。”Reading glasses”のほうが意味通りでフラットに聞こえますね。
いかがでしょうか。今回は日本語より英語の方がポジティブな表現について紹介しました。
投稿主の山口さんは、アメリカでの日々を投稿し、たびたび注目を集めています。以前は、アメリカ定番の「Ugly Christmas Sweater Day(みんなでダサいクリスマスセーターを着て出社する日)」に着用した、白髪の力士がサンタ帽をかぶって四股を踏むセーターが話題に。
話題になる投稿が多いので、気になる方はチェックしてみてはいかがでしょうか。
参考資料
- @girlmeetsNG