川勝知事には「最高責任者であること自覚し 責任ある行動を」静岡県議会が“県外での災害”に適切な対応求める決議案提出へ 能登半島地震発生時 長野滞在などを問題視

静岡県議会は、川勝平太知事の能登半島地震発生直後の対応について、県民から不安の声が寄せられているとして、川勝知事に対し、静岡県外で発生した大規模災害時の対応に関する決議を行うことを決めました。

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川勝知事をめぐっては、1月1日の能登半島地震発生時、長野県軽井沢に滞在中で、1月4日に行われた被災地支援についてのオンライン会議を欠席し、静岡新聞社・静岡放送主催の新年のつどいに出席したことが静岡県議会で問題視されていました。

3月8日に開かれた県議会総務委員会では、一連の川勝知事の対応について県民から不安の声が寄せられているとして、静岡県外で発生した大規模災害時の対応に関する決議を行う動議が自民改革会議の議員から提出されました。

決議案は、全会一致で可決され、知事は、県民の生命と財産を預かる最高責任者であることを十分に自覚し、責任ある行動を取ること、県当局は、知事に対して適切に助言することなどが盛り込まれました。

決議案は3月18日の県議会閉会日に提出される予定です。

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