プレイステーションのプレミアソフトがX上で話題になっています。
投稿したのは、レトロPC・ゲーム専門店「BEEP」の公式アカウント(@BEEP_SHOP)。
当ポストは2024年3月6日時点で2万7000件を超えるいいねを集めており、「博物館に保管しておいて欲しいレベル」「どんな値が付くんだこれ」「いくらまで高騰するんだろ」と多くの反響が寄せられています。
記事後半では、プレミアソフトの市場価格について紹介します。
※投稿写真は【写真2枚】をご参照ください。
※今回紹介するポストは、投稿者様の許可を頂いております。
※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
ゲーム専門店「BEEP」が買い取りしたプレミアソフト
「プレイステーションの中でも指折りのプレミアソフト『serial experiments lain』を買取いたしました。なんと未開封品です!こりゃ戦争が起きかねませんよ…!!」というコメントとともに投稿されたのは、1枚の写真でした。
そこに収められていたのは、プレイステーションの未開封ソフト。このゲームを知らない人にとっては一体なにがすごいのかよくわかりませんが…。
投稿を見たゲーム好きからは「これはすごい」「どんな値が付くんだ」といった声が多く寄せられて大きな話題を集めることに。
それほど高値が期待されるとは、一体どんなゲームなのでしょうか?
「伝説の鬱ゲー」として知られる存在
「serial experiments lain(シリアルエクスペリメンツレイン)」は、1998年にパイオニアLDCより発売されたプレイステーション用ゲームです。
グラフィックとテキスト形式の雑誌連載、アニメ、ゲームが同時進行で制作されたメディアミックス作品で、当時はそれほど注目されたわけではありませんでした。
アニメは放映当初から一部で根強い人気を誇り、その後アニメのソフト化や配信によって再評価されたことでゲームにも注目が集まることに。
特殊な世界観と難解で考察しがいのあるストーリー、陰惨な内容などが話題を呼び、現在では「伝説の鬱ゲー」としてゲーム好きの間で知られている存在なのです。
「serial experiments lain」のソフトは中古品でも10万円越え
25年以上前に発売されたソフトのため、現在入手することは困難な「serial experiments lain」。
中古品もそれほど多くは出回っておらず、過去には開封済みの中古品でさえ10万円を超えて販売されていたとの情報も寄せられました。
そんな貴重なソフトの未開封品とは、ゲーム好きの人たちがざわついたのも納得ですね。「BEEP」の担当者もソフトを見たときには「凄いのがきたな」と驚いたそうです。
投稿に寄せられたコメントでは「未開封は20いってもおかしくない」「50は確実かと…」「50~3桁万円に到達しても不思議ではないな」と価格を予想する声も寄せられて大盛り上がり。
オークションサイトを見てみると、未開封品は30万円以上で取引されているものがありました。
プレイステーションの中でも指折りのプレミアソフト『serial experiments lain』を買取いたしました。なんと未開封品です! こりゃ戦争が起きかねませんよ…!! (天元中) pic.twitter.com/5wvlyOtaLW
— BEEP (@BEEP_SHOP) February 26, 2024
掘り出し物を探してみては
いかがでしょうか。今回は、Xで話題になっているプレイステーションのプレミアソフトについて紹介しました。
発売当初はそれほど話題にならなかった作品が再評価されて、これほど高値が付くことになるとは驚きですね。
みなさんの自宅にもそんな掘り出し物が眠っていないか、探してみてはいかがでしょうか。
参考資料
- @BEEP_SHOP
- レトロPC・ゲーム専門店「BEEP」