神奈川県と同県西部の市町でつくる西さがみ地区観光事業推進連絡会のキャラバン隊が7日、群馬県前橋市の上毛新聞社を訪れ、3月下旬から見頃を迎えるサクラの名所や海の幸、ハイキングといった春の旅を提案した。
5市町の観光担当者が魅力を紹介。小田原市は日本さくらの会「さくら名所100選の地」に入る小田原城祉公園で30、31日に開く小田原かまぼこ桜まつり、箱根町は宮城野地区の早川沿いに咲くソメイヨシノライトアップをPRした。
童話「金太郎」の舞台と言われる南足柄市はアウトドアメーカーのモンベルと連携した山登り、湯河原町は5月下旬から盛りのサツキとホタル、真鶴町は竹林とサクラの競演を楽しめる今月23~30日の「真鶴しだれ桜の宴」をそれぞれ紹介した。
神奈川県観光協会の飯島隆史さんは「群馬からのアクセスも良好。花盛りの春を楽しんで」と話した。