「なんとか耐えた」松山英樹が首位タイに浮上 ローリーら5人と並ぶ

通算7アンダーの首位タイで予選通過した松山英樹(撮影/田辺安啓(JJ))

◇米国男子◇アーノルド・パーマー招待 2日目(8日)◇ベイヒルクラブ&ロッジ(フロリダ州)◇7466yd(パー72)

1打差の2位から出た松山英樹が5バーディ、2ボギーの「70」で回り、通算7アンダーで6人が並ぶ首位に浮上した。予選2日間を同組でプレーしたラッセル・ヘンリーのほか、ブライアン・ハーマン、シェーン・ローリー(アイルランド)、昨年の「全米オープン」を制したウィンダム・クラーク、世界ランキング1位のスコッティ・シェフラーとともにトップで週末に入る。

松山は序盤からティショットが安定せず、12番(パー5)までにバーディとボギーが2つずつ。終盤5ホールで2つスコアを伸ばして上位に食らいつき、「ドタバタしながらも、なんとか耐えたなという感じです」とほっと一息をついた。前回出場した3週前の「ジェネシス招待」に続く、シグニチャーイベント(昇格大会)連勝の可能性を膨らませた。

6アンダーの1打差7位にウィル・ザラトリス。初日49位だったロリー・マキロイ(北アイルランド)は、ジョーダン・スピースらと同じ1アンダーの30位にいる。

通算3オーバーまでの58人が、36ホール終了時の首位から10打差以内のルールで決勝ラウンドに進出した。前年優勝のカート・キタヤマは7オーバー66位で予選落ちした。

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