ケヴィン・スペイシーが新作映画で「悪魔」役に!8カ月、説得されて決断 『エンゼル・ハート』彷彿の内容

俳優ケヴィン・スペイシー(64)が、新作イタリア映画『ザ・コントラクト』で「悪魔」役を演じることが分かった。昨年、無罪判決を受けた大物俳優が、マッシモ・パオルッチ監督による同心理スリラーでエリック・ロバーツやヴィンセント・スパーノと共演する。今週ローマでクランクアップを迎えた同英語映画は、アラン・パーカー監督の『エンゼル・ハート』やテイラー・ハックフォード監督の『ディアボロス/悪魔の扉』を彷彿させる内容だという。

プロデューサーから8カ月間かけて説得された後に出演を承諾したというケヴィンは、撮影のため昨年12月にローマに到着。役柄は、『ディアボロス/悪魔の扉』でアル・パチーノが演じた人間の弁護士に身を隠した悪魔に似ていると表現されている。

ケヴィンは、2017年に過去の性的暴行やセクハラの罪に問われたことで人気ドラマ『ハウス・オブ・カード野望の階段』を降板するなど、表舞台から遠ざかっていたが、昨年7月無罪判決を言い渡されていた。

ケヴィンはまた、3月に米国で公開予定の新作スリラー映画『ピーター・ファイブ・エイト』にもヒットマン役で主演している。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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