古川聡飛行士、12日に帰還へ 宇宙ステーション滞在終え

国際宇宙ステーションから記者会見する古川聡飛行士=2月20日(JAXAの中継映像から)

 【ワシントン共同】米航空宇宙局(NASA)は8日、国際宇宙ステーション(ISS)滞在中の古川聡飛行士(59)が日本時間12日夕(米東部時間同日早朝)、地球に帰還する予定だと発表した。古川さんは昨年8月に南部フロリダ州を出発、ISSに6カ月余り滞在し、科学実験などに従事した。

 古川さんは同僚の飛行士と計4人で、米スペースXの宇宙船クルードラゴンに乗り込み、降下するフロリダ州沖周辺の天候が許せば日本時間12日未明(同11日午前)にISSを出発。18時間余り飛行し、着水する。

 古川さんは2011年にロシアのソユーズ宇宙船で初飛行。ISSには2回目の滞在となった。

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