新入学児童の交通事故を防ごうと、JA常陸は8日、黄色い交通安全帽子を茨城県常陸太田市に寄贈した。市内の各小学校で4月に行われる入学式で新1年生に手渡される。
同JAが毎年寄贈しているもので、今回の寄贈から帽子デザインが男女共通に変更された。市内八つの小学校に入学する新1年生計283人分を贈呈した
同JAの菊池則之常任理事は「小さい子どもたちなので、安全でにぎやかな学校生活を送ってほしい」と目録を手渡した。同市の滝睦美教育長は「登下校時に黄色い帽子を着用することで、ドライバーが子どもたちの存在を確認できて注意喚起につながる。楽しく学校生活が送れるように新入学児童に届けたい」と謝辞を述べた。