栃木県議会 雪崩事故和解案など23の議案が可決

とちぎテレビ

栃木県議会の本会議が3月8日に開かれ、23の議案が可決されました。那須町であった雪崩事故で亡くなった1人の遺族に対する和解案も可決されています。

3月8日の県議会では、2017年に那須町で登山の講習中だった高校生と教諭合わせて8人が雪崩に巻き込まれて死亡した事故で、亡くなった1人の遺族との和解案が可決されました。

民事裁判に参加しなかった3人の遺族のうちの1人の遺族で、賠償金およそ7400万円を支払うことが決まりました。県は3人のうち1人の遺族とはすでに示談が成立していて、もう1人の遺族とも和解に向けた話し合いを進めているということです。5人の遺族に対しては民事裁判の判決を受けて去年、損害賠償に要する3億8千万円の予算案を可決しています。

また、年度の補正予算案も可決されました。補正後の一般会計は1兆17億1085万円となりました。

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