漫画家鳥山明さんの訃報を受け、鳥山さんと長年親交があった福井県出身の漫画家桂正和さんは「心底辛いです」と喪失感をつづった。
「ウイングマン」や「電影少女」など、鳥山さんと同時期に週刊少年ジャンプに連載し、40年来の付き合いがある桂さんは「力がぬけて気力が出ません。お宅に遊びに行った時、うちに泊まりに来てもらった時、遊びに出掛けた時、全部が楽しい思い出しかなくて、電話をする度に、疲れるほど笑ってました」とのコメントを発表。
鳥山さんと漫画作品を合作したことも記し「漫画家として、見てる風景、作家のレベルも違いすぎて、偉大さを意識した事がなかったです。偉大な漫画家というより、今も友人としてとしか考えられない」と悔やんだ。訃報に接し「もうくだらない話で長電話ができない事が残念でしかたないです。私の、また連絡くださいとのメールの返事に、軽くOKって書いてあったのが最後なんて、ダメです」と喪失感を吐露した。
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