日本代表MFの久保建英が所属するレアル・ソシエダは9日（日本時間10日）、ラ・リーガ第28節でグラナダと対戦。スペインメディア2紙がスタメンを予想している。
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■公式戦4連敗、ここ10試合でわずか1勝と絶不調
3月5日に行なわれたチャンピオンズリーグ・ラウンド16第2戦のパリ・サンジェルマン戦は1－2で敗れ、2戦合計スコア1－4で敗退。これで公式戦4連敗、ここ10試合でわずか1勝と絶不調に陥っている。
不振を受けてスペイン紙『MARCA』は、レアル・ソシエダの現状を次のようにレポートした。
「コパ・デル・レイ決勝進出のチャンス、チャンピオンズリーグ準々決勝進出のチャンス、そしてラ・リーガ6位という欧州カップ戦の出場権を得られる順位（現在は7位）に入るチャンスを、わずか1週間で失った。フィジカル面だけでなく、感情面でも3つの敗北を喫している。ここ10試合で勝利したのは1試合だけ。チームの問題は得点力にある」。
そしてスペイン紙『MARCA』は「順位が低迷しているグラナダにも負ければ大きな痛手。沈没していないことを証明するために勝点3が必要だ」とも綴り、攻撃のキーマンである久保をスタメンに予想した。
一方で、久保の先発に慎重な見解を示したのが、スペイン紙『as』だ。
「久保は招集リストに入ったが、問題はコンディションだ。ハムストリングを痛めており、さらに背中にも痛みを抱えている。遠征はしているが、出場は微妙。つまり、ベンチに置かれる可能性がある」。
スペイン2紙の予想が二分している状態だが、確かに得点力不足を解消するなら今シーズンのラ・リーガで7ゴール・3アシストを決めている久保は不可欠な存在だろう。一方、攻撃の核であるからこそ久保に頼りがちなのも事実。ラ・リーガ、チャンピオンズリーグ、コパ・デル・レイの3大会による連戦が続くなか、コンディションを考慮して欠場したのはラ・リーガ第27節のセビージャ戦くらいで、ほとんどの試合に出ずっぱりだ。
ここでは『MARCA』紙を参考にスタメンに予想したが、果たして久保は先発出場するだろうか――。
■レアル・ソシエダの予想スタメン
フォーメーション：4－3－3
GK：アレックス・レミロ
右SB：アマリ・トラオレ、右CB：ロビン・ル・ノルマン、左CB：イゴール・スベルディア、左SB：キーラン・ティアニー
アンカー：マルティン・スビメンディ、右インサイドハーフ：ブライス・メンデス、左インサイドハーフ：ミケル・メリーノ
右ウイング：久保建英、CF：アンドレ・シウバ、左ウイング：シェラルド・ベッカー
■配信予定
グラナダvs. レアル・ソシエダ
開始時間：2:30
スタジアム：ロス・カルメネス
放送：DAZN 3/10（日）2:30 配信開始
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文●SPREAD編集部
