尾崎裕哉、音楽活動で大切にするのは「ファンとのつながり」

尾崎裕哉さん

尾崎豊さんの長男で、シンガーソングライターの尾崎裕哉さんが、歌手の加藤登紀子さんとYaeさんがパーソナリティーを務めるラジオ番組『登紀子とYaeの地球に乾杯!』(ラジオ関西)に3週連続ゲスト出演。3週目では、「つなぐ」をテーマに、裕哉さんが自身の価値観を語りました。

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裕哉さんは自身の音楽活動で、ファンとの「つながり」を大切にしていると語ります。普段の弾き語りコンサートは「自分の部屋に招くようなコンセプト」で行い、リクエストを受け付けるなど、ファンとの距離を縮めることを重視しているそうです。

裕哉さんのライブでは、自身の楽曲だけでなく、リクエストされた父・豊さんのカバーや他のアーティストの曲も演奏。「尾崎裕哉に歌ってほしいみたいな曲がけっこういろいろあるんです」。

歌手の大先輩である番組パーソナリティーの加藤登紀子さんも、同じような経験について語り、「そういう熱烈な思いを持った人があなたの周りにいて、あなたをこれから育てていくのでしょう。期待したいと思います」とエールを送っていました。

一方、今回の放送内で、社会貢献に強い関心を持っていることを明かした裕哉さん。

トークの中で、Yaeさんが農業と狩猟を生活の一部に取り入れていること、その上で「生きること、食べること」を中心に置いた生き方を多くの人に広めたいと考えていることを聴くと、この考えに共感する様子も。

自身も食に関わる活動に興味を寄せ、その1つとして、熊本・天草にある知人の牧場を訪れて一頭の牛をもらい受け、その牛には「つなぐ」と名付けているとのこと。生後30か月にはその牛が出荷されることから、命をつないでいくことの重要性を痛感。「日常では見過ごされがちな『生命をいただいて回っている世界』だと気づき実感することが、人としての認識を深めることにつながる」と持論を述べていました。

裕哉さんは今年の6月16日に、東京のEX THEATER ROPPONGIで「OZAKI PLAYS OZAKI」というコンサートを開催予定。内容は父・豊さんの楽曲を中心にした演奏会で、尾崎さんがひとりでステージに立ち、バックバンドなしでパフォーマンスを行うそうです。詳細については尾崎裕哉公式サイトに掲載されています。

※ラジオ関西『登紀子とYaeの地球に乾杯!』2024年2月26日放送回より

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