大容量アイテムでおなじみのコストコ。大人気の商品が数多く並ぶ生鮮コーナーにある「パンガシウス」はご存じですか？

今回調理師免許をもつマニア歴7年のおおつかはじめさんに、「パンガシウス」について＆おすすめレシピ2選を紹介してもらいました。

実は意外に食べているかも…「パンガシウス」って何？

商品名生パンガシウスフィレ
価格 269円/100g（購入時価格）

すでにさばかれた状態で販売している、こちらの「生パンガシウスフィレ」。実はなまずの一種なのです。日本ではここ数年で一気に名前が浸透してきた魚ですが、クセも臭みもないことから世界では広く食用としてしられています。

実際に、冷凍食品の「白身魚フライ」などは、パンガシウスが使われているものの多いとか。実は気づかないうちに食べていたかもしれないですね。

さっと、小麦粉とカレー粉、塩コショウで味付けして食べてみると、身はふわふわとしていて驚くほど食べやすい！骨も皮もついていないので、調理もしやすいですね！鶏ささみ肉に似た味といわれるほどで、実際に食べた子どもたちは「これ、チキン？」と間違ってしまうほど。

使い分量で冷凍保存も可能なので、ストック食材としてもおすすめです。

おすすめレシピ2選

調理のしやすさにも定評があるパンガシウスですが、実際におすすめしたいレシピを2つご紹介します。

パンガシウスでさっぱりとした南蛮漬けを作ってみました。

～用意するもの～
パンガシウス 150g
玉ねぎスライス 30g
人参スライス 15g
★お酢大さじ3
★出汁大さじ1
★砂糖大さじ1
★塩小さじ1/2
★唐辛子輪切り数個
小麦粉適量

～作り方～
1、パンガシウスに小麦粉をつけ、フライパンで揚げ焼きする
2、ボウルにスライスした玉ねぎと人参をいれ、★の調味料を加えてなじませる
3、1を2にいれ、1時間ほど冷蔵庫で漬ける
4、味がなじんでいたらお皿に盛り付けて完成！

さっぱりとした味のパンガシウスに、甘酸っぱいタレが絡んで、箸が進みます。

ピカタとは、魚や肉に下味をつけて小麦粉をふり、溶き卵と粉チーズを混ぜたものをつけて焼いたものです。

～用意するもの～
パンガシウス 250g
塩コショウ適量
溶き卵 1個
粉チーズ大さじ1
小麦粉適量

～作り方～
1、パンガシウスに塩コショウで下味をつける
2、1に小麦粉をつけておく
3、ボウルに卵と粉チーズをいれよく混ぜる
4、2を3にいれて衣をつけたら、油をひいたフライパンで両面をしっかりと焼く
5、焼きあがったらお皿にもり、お好みでケチャップをつけて召し上がれ！

聞きなれなさに購入をためらう人もいるかもしれませんが、調理の点でも、味の点でも問題なくおいしい食材でした。SDGsの観点でも人気上昇中の魚なので、一度はお試ししてみてほしいですね！

◼︎執筆／おおつかはじめさん…2018年にアウトドアに魅了され、年間5回以上家族でキャンプに行くアクティブママ。10年のレストラン勤務経験のある調理師でもあり、その経験を生かしたアウトドア飯も発信。Instagramは「＠hazime1106」。
編集／サンキュ！編集部

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