ホンダ:ルカ・マリーニは総合17番手「ギャップはテスト時よりも小さく感じられた」/第1戦カタールGP初日

 3月8日、2024年MotoGP第1戦カタールGP MotoGPクラス初日のFP1、FP2がカタールのロサイル・インターナショナル・サーキットで行われ、レプソル・ホンダ・チームのジョアン・ミルは総合16番手、ルカ・マリーニは総合17番手となった。

 午後に行われたFP1で、レプソル・ホンダ・チーム2年目のシーズンのスタートを切ったミルは1分53秒435の自己ベストタイムをマーク。トップから0.811秒差で最初のセッションを終えた。

 移籍後初のレース週末を迎えたマリーニは、新しいマシンへの順応を見せ、チームメイトからわずか0.173秒差のタイムを記録した。好調なスタートに驚きを隠せないマリーニだったが、スタート練習では大きくホイールスピンさせる場面も見られた。

 フルウエットコンディションとなった夜のFP2では、ライダーたちは、サーキットのウエットコンディションを確認しながらじっくりと周回を重ねることになり、ミルは2分8秒327のベストタイムで11番手、マリーニは16番手でセッションを終えた。

■ジョアン・ミル(FP1:16番手、FP2:11番手)

「予想もしなかったシーズンのスタートになった。MotoGPでは本当に何がも起こるかわからない。今日は、2回目のセッションがウエットだったため、できることは限られていた。雨が降っていて水しぶきと砂ぼこりで視界が悪かったが、初めてウエットで、このサーキットを走行するのは面白かった。これから数日間、天気がどうなるかわからないが、明日はタイムアタック、そして予選と忙しい1日になるだろう。ここでは2日間のテストを行っているので、そのデータを最大限に活かしてベストを尽くしたい」

■ルカ・マリーニ(FP1:17番手、FP2:16番手)

「今日はポジティブな1日だった。ギャップはテスト時よりも小さく感じられたし、ポジションこそ上がっていないが、マシンの改善に集中しているので問題ない。明日のプラクティスでは、ソフト・リヤ(タイヤ)のポテンシャルを確認し、予選に挑むことになる。なぜなら、今日はあまりソフト・リヤでの走行に取り組むことができなかったし、改善する必要があると思うからだ。すべてのライダーが1秒以内に接近しているため、明日はとても激しい戦いになるだろう。今日は発見があったし、これからまだまだ見つけられたらと思う。プラクティス中に差を縮めることができれば、良い1日になるだろう」

ジョアン・ミル(レプソル・ホンダ・チーム)/2024MotoGP第1戦カタールGP
ジョアン・ミル(レプソル・ホンダ・チーム)/2024MotoGP第1戦カタールGP
ジョアン・ミル(レプソル・ホンダ・チーム)/2024MotoGP第1戦カタールGP
ルカ・マリーニ(レプソル・ホンダ・チーム)/2024MotoGP第1戦カタールGP

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