ダイアナ妃の弟チャールズ・スペンサー伯爵 11歳で性的虐待、12歳で娼婦と初体験と告白

故ダイアナ妃の弟チャールズ・スペンサー伯爵(59)が、12歳で家族旅行中に娼婦と初体験していたことを告白した。

第9代スペンサー伯爵であるチャールズが間もなく出版される新回顧録「ア・ベリー・プライベート・スクール」の中でこの事実を明かしていることをザ・サン紙が報じた。

チャールズは母親と義父と共にイタリア旅行に出かけた際「ミニスカートの風俗嬢が角に立っていた」のを見て、お小遣いでその女性に15ポンド(約2800円)を支払い関係を持ったという。そしてその体験により「空虚で冷たい」気持ちになったというチャールズは、17歳になるまで他の女性と親密な関係にならなかったことが綴られている。

また抜粋された他の部分では、11歳のときに寄宿学校の女性看護助手から性的虐待を受けたことが明かされている。その女性のことを「感情操作の達人」と呼ぶチャールズは「その女性は魅了された少年たちを完全に支配しており、私たちは女性的な温もりに飢えており、彼女の愛情を得ようと必死だった」と回想。彼女に触られたり、フレンチキスをされたことを明かし「彼女が私にしたことの影響は深く、即効性があり、幼い私にはなかった基本的な欲望を目覚めさせた」とし、それが初体験につながったことを示唆している。

若年期のほとんどを寄宿学校で過ごしたチャールズは、イートン校に進み、そしてその後オックスフォードのマグダレン・カレッジで歴史を学ぶ。卒業後はNBCニュースとイギリスのITVグラナダでジャーナリスト兼放送作家として働き、父逝去後の1992年にスペンサー伯爵となり、一族の所有地であるアルソープを相続、1997年、パリでの自動車事故で36歳で亡くなったダイアナ妃の葬儀では、弔辞を述べたことでも知られる。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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