埼玉で話題!関越道に突如出現したメッセージ「東京に半分食い込むまち」にドライバー注目 ちょうど減速するポイント、関越はココから先が埼玉!いったいどこの街

中原橋の関越道下り車線側に掲出されたPR横断幕=新座市野火止2丁目付近(新座市提供)

 「東京都に半分食い込むまち 新座市」「関越は 新座市からが 埼玉県」―。新座市内の関越自動車道に交差する市道の陸橋にこんな横断幕が掲示され、市民やドライバーの関心を集めている。市のPR事業の一環。市によると、神奈川県綾瀬市や大和市が東名高速道路の陸橋にPR横断幕を掲示しているという。

 横断幕は市野火止2丁目付近の高橋と中原橋、市馬場4丁目付近の宮上橋の3カ所に掲示されている。縦80センチ、横10メートルの横断幕を上りと下り用に各2カ所、白地に黒色のゴシック系文字で「ICT教育日本一!新座市」など計六つのフレーズを表示している。

 掲示期間は約3年間。三つの橋はいずれも関越道新座料金所から約1.5キロ以内で、上りも下りも減速する場所のため、ドライバーの目に留まりやすく、同乗者間で話題になる可能性が高いという。

 掲示のため、市は2023年8月、職員を対象にPRフレーズを募集。応募のあった83作品と市民らで構成の「市シティプロモーション推進懇話会」が提案した作品を合わせ、同懇話会が修正するなどして13作品を選出。部長らで構成する市政策推進本部が6フレーズに絞った。

 市シティプロモーション課は「市の魅力や特徴を伝え、認知度の向上につなげたい」と期待を寄せている。

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