「身に覚えのない引き落としが」上下水道料金計15万円、市が3年8カ月にわたり誤徴収

京都府宮津市役所

 京都府宮津市は8日、上下水道料金計15万3453円を使用者ではない女性から3年8カ月にわたって徴収していたと発表した。口座情報の登録ミスが原因で、市は女性に謝罪し、誤徴収分を返還するとともに、本来の使用者に納付を依頼する。

 宮津市によると、20年6月に市内の法人が給水契約を申し込んだ際、徴収業務を委託していた名古屋市内の業者が当座預金を普通預金で登録したことが原因という。2月下旬に「身に覚えのない引き落としがある」と市に相談があり、20年7月から24年2月までの誤徴収が判明した。

 同社は「入力後のチェック体制を強化し、再発防止に努める」としている。

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