広島・田村俊介、侍帰りでさっそく快音 4打数2安打でオープン戦打率.333

オープン戦
広島 2 - 2 中日
<3月9日・マツダスタジアム>

広島の田村俊介外野手(20)が9日、中日とのオープン戦に「2番・右翼」でフル出場。4打数2安打をマークしオープン戦打率を.333に上げた。

初回は無死一塁で中日先発・根尾と対戦。カウント1-1後の高め直球を力強く振り抜いた打球は痛烈な右前打となった。そのあと三塁まで進み、根尾の暴投の間に2点目のホームイン。前日は完封負けで沈黙していた本拠地ファンをさっそく沸かせた。

8回は中日3番手・土生から、再び右前打を放ちマルチ安打をマーク。4打数2安打1得点の働きでオープン戦の通算打率は.333にアップした。

田村は3月6日と7日に欧州代表と親善試合を行った野球日本代表・侍ジャパンにチーム最年少として参加。「5番・左翼」でスタメン出場した7日の第2戦で”代表初安打”を放った。これがチーム再合流後の初戦だったがさっそくマルチ安打をマーク。チームの全4安打中2本を放ち、改めて本拠地ファンに“ポスト・西川”を印象づけた。

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