富樫が3P6本のゲームハイ28得点…クックスらもダブルダブル披露し千葉JがEASL決勝へ

3月8日にフープスドームで「東アジアスーパーリーグ(EASL)」の2023-24シーズンが行われ、千葉ジェッツがニュータイペイキングスとの準決勝に臨んだ。

富樫勇樹やジョン・ムーニーの3ポイントシュートから立ち上がりを見せた千葉ジェッツ。第1クォーターはテンポ良いオフェンスを展開し、32-25の7点リードに成功する。一転して、第2クォーターはターンオーバーやシュートミスが続いて同点に追いつかれるも、ムーニーやゼイビア・クックスのペイントアタックで再逆転。50-47の3点リードで試合を折り返した。

ムーニー(中央)は高確率なオフェンスでチームをけん引[写真]=EASL

第3クォーターでは徐々にビハインドを背負う形となった千葉J。それでもムーニーやクックス、原修太らがスコアを重ね、富樫の3点弾で背中をつかみ66-67の1点差で最終クォーターに向かう。第4クォーターは終盤まで1点を争う激闘が繰り広げられたが、残り2分20秒に原が長距離砲を沈めると、富樫らの追撃でリードを広げ、最後はフリースローを決めてゲームセット。最終スコア92-84で千葉Jが勝利を収めた。

決勝への切符をつかんだ千葉Jは、富樫がゲームハイ28得点に加えて2リバウンド5アシストと躍動。24得点23リバウンド8ブロックのクックス、22得点11リバウンド3アシストのムーニー、13得点4アシストの原も続き、接戦での勝利に大きく貢献した。

ゴール下で強烈な存在感を放ったクックス(中央左)[写真]=EASL

もう1つの準決勝では、ソウルSKナイツが安養正官庄レッドブースターズに94-79で白星を挙げてファイナル進出。注目の決勝戦は日本時間10日の20時ティップオフ予定となっている。

■試合結果
千葉ジェッツ 92-84 ニュータイペイキングス
千葉J|32|18|16|26|=92
ニュ|25|22|20|17|=84

【動画】優勝まであと1つ! 千葉Jの準決勝ハイライト

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