横浜BC・竹田謙GMが青山学院大の監督兼HCに就任、GMは継続…代表取締役も挑戦後押し

3月8日、横浜ビー・コルセアーズは竹田謙ゼネラルマネージャーが2024年2月1日付けで、青山学院大学男子バスケットボール部の監督兼ヘッドコーチに就任したことを発表した。

國學院久我山高校から青山学院大学に入学し、4年時には同校のインカレ初優勝に貢献した竹田GM。その後は東京海上ビッグブルー、新潟アルビレックスBB、リンク栃木ブレックス(現宇都宮ブレックス)などでプレーし、2014年に現役を引退した。2016年には横浜BCで現役復帰し、2020-21シーズンをもって2度目の現役引退としている。

今回の発表について、クラブ公式サイトを通じて「シーズン中ではありますが、大学の新年度に向けての活動が開始いたしますので、このようなタイミングで発表をさせていただきました」と竹田GMはコメント。引き続き横浜BCではGMを務めつつ、大学のカテゴリーからも若手選手の育成を進めていくと話した。

「若手選手の強化・育成は横浜ビー・コルセアーズとしましても設立以来大切にしてきたコンセプトであります。クラブの強化と選手の育成を進め、さまざまな形で横浜ビー・コルセアーズとともにバスケットボールをさらに盛り上げられるようになる未来を想像しています。

レギュラーシーズンも残すところあと18試合となりました。厳しい戦いが続いていますが、チーム一丸となって終盤戦での巻き返し、そしてシーズン当初に掲げた目標達成のために一戦一戦を全力で戦ってまいります。皆さまの力が必要です。引き続き、ご支援・ご声援をよろしくお願いいたします」(竹田GM)

また、白井英介代表取締役も「クラブを代表して、竹田GMの新たな挑戦を全力で応援することを決断いたしました」と発表に触れ、クラブのさらなる強化に期待を寄せている。

「チームの成績が思うように上向かないなかで、こうした発表をすることを大変心苦しく思う一方で、竹田GMが青山学院大学での指導やチーム作りで培った経験を、改めて横浜ビー・コルセアーズに還元いただくことで、クラブをさらに前に進めていけるのではないかという大きな期待感も持っております。

今回の決断は、竹田GMのキャリアや想いに寄り添い、クラブとともに成長していくための前向きな決断として、私自身も全力で応援したいと考えております。シーズン終盤戦を迎えるにあたり、引き続き竹田GMとともに、目標をぶらさず、チームの巻き返しに全力を賭して戦い続けてまいります。今後とも変わらぬご声援のほど、何卒よろしくお願いいたします」(白井代表取締役)

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