西村優菜が痛恨の2ダブルボギー 「73」で通算1アンダー

ホールアウトし、キャディとハグする西村優菜(Zhizhao Wu/Getty Images)

◇米国女子◇ブルーベイLPGA 3日目(9日)◇鑑湖ブルーベイGC(中国)◇6675yd(パー72)

2つのダブルボギーが、西村優菜にブレーキをかけた。

2アンダー20位から出て、スタート1番でバーディを奪ったが、2番でドライバーショットを左ブッシュに打ち込み、ロストボールになって最初の落とし穴にはまった。それでも、4、9番のバーディ、5番ではグリーン下段から約10m、スネークラインのパーパットをねじ込むガッツパーもあった。

仕切り直して迎えた後半、いきなり2つ目の罠にはまる。「私は3番ウッドでも届かないから、開き直ってます」という距離のある10番(パー4)で2個目のダブルボギー。結局、4バーディ、1ボギー、2ダブルボギーの「73」で通算1アンダーと1つスコアを落として終わった。

西村は中継局WOWOWのインタビューで「ショットのラインは打ちたい所に出ているんですが、ミスというか少し自分の感覚と違うような感じで飛んでいって。ツキもなかったと思います」と歯切れが悪かった。「(最初のダブルボギーの)2番から切り替えてプレーはできました。今日の難しさ、スコアを落とした要因を反省して、明日につなげて60台を目指したい」。ホールアウト時点で35位前後。悔しさを押し殺していた。

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