インバウンド需要を意識した新たな観光スポットを探ろうと、愛媛県新居浜市内では9日、県や市の観光担当者らが参加する研修会が開かれました。
新居浜市観光物産協会が開いた9日の研修会には、県や市の担当者などおよそ20人が参加しました。
市内にある刀鍛冶の作業場を訪れた一行は、真っ赤に焼かれた鉄の塊を手鎚と呼ばれるハンマーで職人が交互に叩く作業を見学しました。
このあとやすりなどをかける仕上げ場に移り、県内でも数人しかいない刀匠の藤田國宗さんから刀が出来るまでの工程などを学びました。
新居浜市観光物産協会の会長を務める石川市長も刀匠の話に熱心に耳を傾けていました。
主催者は今後、伝統や歴史文化に加え体験を含めた新たな観光スポットを生み出しインバウンドの集客に繋げたい考えです。