アウディが2026年F1参戦に向け、ザウバー・グループの完全買収に合意

 アウディは、2026年のF1参戦に先駆けて、ザウバー・グループの株式100パーセントを取得すること、現在アウディ技術開発部門の責任者を務めるオリバー・ホフマンがアウディF1プログラム全体の責任を担い、ザウバー・グループの取締役会長に就任すること、アンドレアス・ザイドルがアウディF1チームのCEOに就任することを発表した。

 2022年にアウディは、2026年からF1にパワーユニットサプライヤーとして参入する計画を発表、その後、ザウバーがワークスパートナーになることが決まり、ザウバー・グループの株式を取得する計画を立てていることを明らかにした。そして今週3月8日に、アウディは、ザウバー・ホールディングAGの株式を100パーセント取得するというプランを発表。現在の筆頭株主であるイスレロ・インベストメンツAGとの間で合意に達したという。

 アウディがザウバー・グループを完全買収した後は、ホフマンが取締役会長に就任、アウディの取締役の役職からは降りるということだ。

 ザウバーは昨年までアルファロメオとのパートナーシップのもとでF1に参戦していたが、今年は新たなスポンサーを獲得、『ステークF1チーム・キック・ザウバー』の名称でF1活動を行っている。

2024年F1第1戦バーレーンGP バルテリ・ボッタス(キック・ザウバー)

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