岡田将生、羽村仁成の演技を絶賛「僕には絶対にできない」

映画『ゴールド・ボーイ』公開記念舞台あいさつに登壇した羽村仁成(左)と岡田将生(右) クランクイン!

俳優の岡田将生が9日、都内で行われた映画『ゴールド・ボーイ』公開記念舞台あいさつに共演の黒木華羽村仁成、星乃あんな、前出耀志、松井玲奈金子修介監督と共に出席。羽村の演技を絶賛した。

本作は、殺人犯と3人の少年少女たちが繰り広げる心理戦の行方を描いたクライムサスペンス。欲望に駆られ、義理の両親を殺害して富と地位を手にするために冷酷な計画を巡らせる東昇役を岡田が、東の犯行を目撃した安室朝陽役を羽村が演じた。

冷酷な殺人犯・東昇役を演じた岡田は「サイコパス味のある悪悪(わるわる)な岡田が結構全開に出ています」と告白。沖縄での撮影では基本的に“悪悪”の感じでいたと振り返り「子どもたちともあまりお話をせずにいました。また新しい一面を見せられたんじゃないかなと思います」と胸を張った。

注目して見てほしいポイントを聞かれると岡田は「羽村くんの目が本当にすごいなと思って。僕には絶対にできないですし、羽村くんにしかできないあの表情は素晴らしいなと思いました」と羽村の目の演技を絶賛。羽村は「うれしいです」と照れ笑いを浮かべた。

さらに岡田はネタバレに配慮し「あれしてあれになっちゃったから…あんまりうまく言えないんですけどあれだったから…(笑)」などとコメント。「ネタバレのことあまり言っちゃいけないのであれなんですよ…不適切な発言をしてしまうかもしれないので」と話し、会場の笑いを誘った。

最後に岡田は「『ゴールド・ボーイ』というタイトル通り、本当にこの映画の主役は子どもたち3人で。このお仕事をやろうと思ったときも、終わったときも、公開される今日も『5年後、10年後にこの3人の代表作になってほしい』と思ってこの映画をやらせていただきました」と熱い思いを告白。「だからこそ3人の輝いている芝居をぜひ多くの方々に見てもらいたいと思っています」とアピールした。

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