イーストのウィザーズ、ウェストのスパーズが今季のプレーオフ出場争いから脱落

NBAでは3月9日(現地時間8日、日付は以下同)にレギュラーシーズン計8試合が行われ、全30チームが82試合のうち60試合以上を終えている。

この日ワシントン・ウィザーズは、ホームでシャーロット・ホーネッツに112-100で勝利し、2月1日から続いていた連敗を16でストップすることに成功。カイル・クーズマが28得点8リバウンド9アシスト2ブロック、デニ・アブディヤが18得点14リバウンド2ブロック、ジョーダン・プールが15得点5リバウンド7アシスト2スティール3ブロックを記録するなど、計6選手が2ケタ得点を残した。

もっとも、9日を終えた時点でウィザーズはイースタン・カンファレンスならびにリーグワーストの10勝53敗(勝率15.9パーセント)。フランチャイズ史上ワーストペースに低迷するチームは、今シーズンにプレーオフへ出場できる可能性が消滅。

一方、ウェスタン・カンファレンスでは大型新人ビクター・ウェンバンヤマが所属するサンアントニオ・スパーズが最下位の13勝50敗(勝率20.6パーセント)に沈んでおり、こちらも今シーズンのプレーオフ進出が絶望となった。

レギュラーシーズンは4月15日まで。カンファレンス6位以内で終えれば自動的にプレーオフ進出、7位から10位に入った4チームは同17日から20日にかけて最後の2枠をかけてプレーイン・トーナメントへ参戦することができる。

イーストでは4位のニューヨーク・ニックス(37勝26敗)から8位のインディアナ・ペイサーズ(35勝29敗)まで、5チームが2.5ゲーム差という大混戦。

ウェストは5位のニューオーリンズ・ペリカンズ(38勝25敗)から10位のゴールデンステイト・ウォリアーズ(33勝29敗)まで、計6チームが4.5ゲーム差以内でひしめき合っている。

ここから先、1試合ごとの勝敗がさらに重みを増す傍ら、プレーオフへ出場できる可能性が消滅していくチームも出てくることとなる。

© 株式会社シーソーゲーム