京都サンガ、アウェーで川崎破り今季初勝利 勝ち点4に伸ばす

川崎-サンガ 後半20分、先制ゴールを決めるサンガの川崎(U等々力)

 J1京都サンガFCは9日、UvanceとどろきスタジアムbyFujitsuで第3節の川崎戦に臨み、1-0で競り勝った。今季初勝利を飾り、勝ち点を4に伸ばした。

 サンガは、前節から先発を3人変更。下部組織出身の平賀がリーグ戦初先発を飾り、松田、三竿も今季初出場を果たした。

 サンガは前半7分、CKから混戦のこぼれ球を川崎が押し込んでネットを揺らしたが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入で原のハンドを判定されてノーゴールに。その後プレスをパスワークでかいくぐられる場面が増えたが、DF陣を中心に粘り強くゴールを守った。

 後半20分、松田の左クロスから豊川のシュートは相手GK上福元にいったん止められたが、こぼれ球を川崎が押し込んで先制。終盤にネットを揺らされたが、再びVARの介入でオフサイドの判定となり、難を逃れた。その後、宮吉や一美、福岡を投入するなどして全員守備で耐え抜いた。GK具聖潤(クソンユン)の好セーブも光り、今季初の無失点で勝利に花を添えた。

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