「手応えがあるのにすごく悔しい」西郷真央は「71」に浮かぬ顔

後半苦しみながら「71」にまとめた西郷真央(Zhizhao Wu/Getty Images)

◇米国女子◇ブルーベイLPGA 3日目(9日)◇鑑湖ブルーベイGC(中国)◇6675yd(パー72)

前半3バーディでスコアを伸ばして迎えた後半インで、西郷真央が失速した。長い上にアゲンストの10番のボギーはさておき、12番のダブルボギーに腹が立つ。

「ティショットが風に流されて、カートパスで2度跳ねてしまって。感触は悪くなかったんですが…」。中継局WOWOWのインタビューに応じる顔は曇りっぱなしだった。

14(パー5)、15番で連続バーディを奪って、ダブルボギーの分は取り返したが、17番でボギー。途中までビッグスコアも夢ではない状況から、終わってみれば「71」にとどまった。

「うーん、ショットが良かったので、もっと上に行けたと思うので。中盤で流れを止めてしまった。キックが悪くてボギーになったり、ちょっとした運がなかったかな。手応えがあるのに、すごく悔しいです」

最終日は通算5アンダーから、首位との7打差を追いかける。「今日の悔しさをバネに、しっかり伸ばしていきたいです」。そう言って表情を引き締めた。

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