「がむしゃらに乗った」長濵騎手(青森・おいらせ出身)4戦目でJRA初勝利

 日本中央競馬会(JRA)の新人騎手・長濵鴻緒(18)=青森県おいらせ町出身=が9日、中山競馬第2レース(3歳未勝利)でJRA初勝利を挙げた。長濵は「絶対負けないという気持ちで、がむしゃらに乗った。馬が最後まで頑張って走ってくれた」と喜びを語った。

 2日に初騎乗を果たし、デビューから4戦目となった同レースは4番人気のグリントリッターに騎乗。2番手をキープしてスムーズに最後の直線に入ると、1番人気馬との激しい追い比べを半馬身差で制した。

 初勝利後のジョッキーインタビューでは「先週は惜しい競馬があり、今週こそ勝ち切りたいと思った。馬の能力を信じて一生懸命乗った」と笑顔。今後に向け「もっとたくさん勝ち星を重ねて活躍できる騎手になりたい。応援よろしくお願いします」と意気込んだ。

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