決勝FK弾の大迫勇也、PK失敗からどう立て直した?「あってはならないミスでしたけど...」

ヴィッセル神戸は、3月9日に行なわれたJ1第3節のFC東京戦で2-1の勝利。敵地で勝点3を持ち帰った一戦で、決勝点をマークしたのがエースの大迫勇也だった。

1-1で迎えた74分、ペナルティエリア手前の左で獲得したFKのキッカーを担うと、右足で鮮やかなにネットを揺らしてみせた。

【動画】大迫勇也の芸術的なFK弾!
ヒーローとなった32歳は、試合後のフラッシュインタビューで、まず前半のPK失敗に言及した。

「前半、あってはならないミスをしてしまったので、チームに迷惑をかけましたし、反省したいと思います」

値千金のFK弾については「前半のミスを取り返そうと、本当に集中して蹴れました。チームの力になろうと常に考えてプレーしていたので、良かったです」と喜んだ。

PKのミスから、メンタルをどう立て直したのか。

「もう仕方ないので、あってはならないミスでしたけど、切り替えてやるしかないですし。それが一番、チームのためなので。すぐ切り替えてやりました」

チームは前節からスタメンを4名入れ替えて臨んだ。大迫は、ともにスタメンに抜擢された新加入の宮代大聖と広瀬陸斗を称える。

「大聖にしろ、陸斗にしろ、すごく良いパフォーマンスをしてくれました。前半すごく良い内容だったので、またチーム力は上がると思います」

前年王者としてマークされてのシーズンとなるが、「追いかけられている意識はないですし、僕たちは常に自分たちにベクトルを向けてチャレンジし続けることしか考えていないです」とキッパリ。今後に向けて「また、常に練習して常に上手になれるように頑張りたい」と意気込んだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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