松山の学校法人が病児・病後児保育施設を開園 13日から受け入れ 予約制で定員6人

手話を交えた歌で病児園の開設をお祝いする三葉幼稚園の園児

 学校法人荘山学園(愛媛県松山市)の病児・病後児保育施設「三葉病児園」の開園式が9日、同市山西町の同園であり、明るく清潔感のある施設が公開された。13日から、保護者が仕事などで看病できない急病の子どもたちなどを受け入れる。

 荘山学園は、市内で認定こども園三葉幼稚園を運営する。市の委託を受け、1歳~小学6年生までが対象の病児園をこども園の運動場に開設した。予約制で定員は6人。建物は延べ床面積約102.6平方メートルで、個室を4つ備え、インフルエンザや新型コロナウイルスなどの感染症の子どもも看病できる。

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