オリジナル作品、学生熱演 新居浜で全国演劇祭が開幕 四国初開催、10日まで

全国学生演劇祭で作品を上演する「劇団蒼血」=9日午後、新居浜市坂井町2丁目

 全国の大学の演劇部員らがオリジナル劇などの出来映えを競う学生演劇の祭典・第9回全国学生演劇祭(同実行委員会など主催)が9日、愛媛県新居浜市坂井町2丁目のあかがねミュージアムで開幕した。四国での開催は初めて。四国学生演劇祭代表の「劇団ど鍋」(愛媛県、愛媛大・松山大)など全国8地区の演劇祭代表9団体が出場している。10日まで。

 9日は6団体が約90人の観客を前にオリジナル作品を上演。奈良演劇祭を勝ち抜いた「劇団蒼血(あおち)」(兵庫県)が作品「せんこう、消ゆる時」を演じた。

 最終日の10日は「劇団ど鍋」など3団体が作品を披露する。また、プロの演出家らと観客の審査で全国一を決めるほか、授賞式・講評会などや出場学生によるトークイベントなどがある。

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