丸五市場内に「防災空地」整備 火災の延焼防ぐ

兵庫県神戸市長田区の市場内にコミュニティスペースを兼ねた防災拠点が完成し、3月9日、お披露目会が開かれました。

神戸市長田区の丸五市場に完成したのは、防災拠点として整備された「丸五まちなか防災空地」です。

「まちなか防災空地」は、空いている土地を火災の延焼を防止するためのスペースや、一時的な避難場所などに活用するもので神戸市内各地で整備が進められています。

長田区は阪神淡路大震災で大規模な火災が発生した地域で、丸五市場周辺では建物が密集したエリアもまだ多く残ることから、地元の自治会が「防災空地」を整備したということです。

お披露目の後はこのスペースを利用して消火訓練が行われ参加した住民らが防災意識を高めていました。

自治会は、今後、市場の掲示板を設置するなど整備を進めるということです。

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