続け遠藤!30代でプレミアリーグに「初挑戦」し活躍した5名

今季のリヴァプールにおけるサプライズとなっている日本代表主将、遠藤航。

近年ブンデスリーガで残留争いの常連となっていたシュトゥットガルトから30歳でプレミアリーグのビッグクラブ加入を果たしたが、現在は当初の疑念を大きく覆す活躍を見せている。

そこで今回は同じく30歳以降にプレミアへやってきた選手たちを見ていきたい。

ネト

現所属クラブ:ボーンマス(イングランド)

ブラジル出身ながらブラジル代表とはあまり縁がないものの、長くヨーロッパで活躍し続けているネト。

彼は2011年にフィオレンティーナで欧州のキャリアをスタートさせ、2年目からは正GKとして活躍。2015年にライバルクラブであるユヴェントスへ加入し、ここでは第2GKを務めた。

2017年に加入したバレンシアでは再び主力となったが、その後シレッセンと入れ替わる形で加入したバルセロナでは再び控えに。昨季には33歳でボーンマスへ移籍した。

自身初のプレミアリーグで奮闘し、年明けからはキャプテンを務めるようになった。今季も正守護神としてここまでチームを牽引している。

エディンソン・カバーニ

現所属クラブ:ボカ・ジュニオルス(アルゼンチン)

ルイス・スアレスと共にウルグアイ代表で長く活躍したエディンソン・カバーニ。

かつてパレルモが見出した選手であり、その後ナポリでは3年連続でセリエA20ゴール超えをマークするなど絶対的なエースとして君臨した。

2013年から7シーズンにわたってPSGで活躍した後、2020年にマンチェスター・ユナイテッドへ加入。33歳で初のプレミア挑戦となった。

初年度は途中出場も多い中でリーグ戦では10ゴールをマーク。ただ2年目はクリスティアーノ・ロナウドの加入もあって出場機会を大幅に減らし、2022年の夏にイングランドを去った。

イヴァン・ペリシッチ

現所属クラブ:ハイドゥク・スプリト(クロアチア)

クロアチア出身ながら、若手時代はベルギーでデビューしたイヴァン・ペリシッチ。

ドルトムント、ヴォルフスブルク、インテルでそれぞれタイトルに恵まれ、また2019年にローンで加入したバイエルンでは三冠達成を果たした。

昨季にはトッテナム・ホットスパーへ加入。33歳で初めてプレミアリーグでプレーすることとなったが、リーグで8アシストをマークする活躍を見せた。

今季途中からはローンで母国の古巣であるハイドゥク・スプリトへ。現在は負傷で離脱しており、自身が育ったクラブでのデビューが待たれる。

ジョアン・モウティーニョ

現所属クラブ:ブラガ(ポルトガル)

若手時代にポルティモネンセ、スポルティングCPでプレーした元ポルトガル代表MFのジョアン・モウティーニョ。

ポルトではELなど複数のタイトルを獲得し、2013年にモナコへ加入。ここでは、後にスターとなる若手選手たちと共にリーグアン優勝を成し遂げた。

2018年にはウルヴスへ。31歳でのプレミアリーグ初挑戦となったがすぐに中盤で欠かせない存在となり、2シーズン連続でリーグ戦全試合に出場した。

結果的に5シーズンと長期にわたって活躍。昨季からは母国へ戻り、ブラガでプレーしている。

チアゴ・シウヴァ

現所属クラブ:チェルシー(イングランド)

若手時代はヨーロッパ挑戦に失敗するなど苦労を重ねたチアゴ・シウヴァ。

ポルトなどでは活躍できなかったが、母国ブラジルで復活。2009年にACミランへ加入し25歳にしてヨーロッパで再スタートを切ったが、ミラノではスクデット獲得など大成功を収めた。

2012年にはPSGへ引き抜かれ、8シーズン活躍した。その後2020年に36歳という年齢でチェルシーへ加入すると、初年度からCL優勝を果たすなど大活躍。

意外すぎる「クラブでリーグ優勝したことがない」世界最強選手たち

30代後半からのプレミア参戦となったが、主力としてここまで既に4シーズンプレーしている。

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