ブドウ8種飲み比べ 生産者と交流 エーデルワイン・大迫【花巻】

大迫町産ブドウを使ったワインを味わう来場者ら

 花巻市大迫町のエーデルワイン(小田嶋善明代表取締役社長)による「大迫のテロワールを堪能しよう!ぶどう生産者と共にワインを楽しむ会」は9日、同町の大迫ふるさとセンターで開かれた。来場者がブドウ生産者と交流を深めながら、味わい深いエーデルワインの飲み比べを楽しんだ。

 1997年から開催されているイベントで、2023年からは新型コロナウイルス対策として参加者の人数を制限するなどして実施。県内からエーデルワインの愛好者約100人が来場し、醸造用品種を栽培する34園地の農家のワインが振る舞われた。

 ブドウの品種はリースリング・リオン、メルローなど8種類。開会式で小田嶋社長は「生産者と話し合える貴重な機会。ぜひ生産者全員のワインを味わってほしい」とあいさつし、生ワインで乾杯した。

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