ケインがハット、バイエルンが圧巻の8発でマインツを粉砕【ブンデスリーガ】

[写真:Getty Images]

バイエルンは9日、ブンデスリーガ第25節でマインツをホームに迎え、8-1で圧勝した。

前節フライブルクにドローに持ち込まれ、首位レバークーゼンとの勝ち点差が10に広がった2位バイエルン(勝ち点54)は、4日前に行われたチャンピオンズリーグではラツィオ相手に快勝し、逆転でのベスト8進出を果たした。一先ず悪い流れを断ち切った中、出場停止のパブロビッチに代わってボランチにはライマーが起用された。

17位マインツ(勝ち点16)に対し、立ち上がりから圧力をかけたバイエルンは13分に先制する。ミュラーのフィードを受けたムシアラがボックス左ポケットに侵入してクロスを送り、難なくケインが押し込んだ。

さらに20分、クイックリスタートからケインのヘディングシュートはポストに直撃するもルーズボールをゴレツカが押し込んで一気にリードを広げてしまう。

続く28分にはケインのシュートがボックス内のファン・デン・ベルフの手に当たってPKと判定されるも、VARの末にハンドはなかったとしてPKは取り消しに。すると直後、アミリに強烈な直接FKを叩き込まれ、1点差とされてしまう。

それでも追加タイムにFKの流れからミュラーが決定的なヘディングシュートを浴びせると、同7分に3点目。ゴレツカの浮き球パスでディフェンスライン裏を取ったケインがシュートを決めきった。

ケインのドッペルパックで3-1として迎えた後半、バイエルンは開始2分に4点目。ムシアラがボックス左ポケットを取って切り返しクロス。フリーのミュラーが難なく合わせた。

さらに61分にはケインの絶妙なアーリークロスを受けたムシアラがボックス内でDFをかわしてシュートを蹴り込み5点目。

止まらないバイエルンはその後、途中出場のニャブリ、ハットトリックとなるケインのゴール、追加タイムのゴレツカ弾で圧巻の8発圧勝。

CLベスト8進出で得た勢いを見せ付けている。

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