橋岡途中出場ルートンがウッドロウの劇的弾でドローに持ち込む【プレミアリーグ】

[写真:Getty Images]

橋岡大樹の所属するルートン・タウンは9日、プレミアリーグ第28節でクリスタル・パレスと対戦し1-1の引き分けに終わった。橋岡は62分からプレーしている。

公式戦6試合勝利のない18位ルートン(勝ち点20)が、14位クリスタル・パレス(勝ち点28)のホームに乗り込んだ一戦。ルートンの橋岡は公式戦3試合連続のベンチスタートとなった。

ルートンは早い時間に失点を許す。11分、ダウティーの中途半端なバックパスをムニョスに奪われると、そのままボックス右深くまで切り込まれると、折り返しをニアに走り込んだマテタにヒールシュートでゴール左隅に流し込まれた。

その後は一進一退の展開が続く中、再びチャンスを迎えたのはクリスタル・パレス。43分、クラークのバックパスが相手ボックス内でカットしたマテタが飛び出したGKをかわしてシュートを放ったが、これはゴール左に外れた。

迎えた後半も膠着状態が続くと、ルートンは62分にメンギを下げて橋岡を投入。すると70分、クラークの右クロスのクリアボールをボックス内の橋岡がジャンピングボレーで合わせたが、このシュートは枠の上に外れた。

一方のクリスタル・パレスは74分、ボックス左から縦に仕掛けたミッチェルのクロスをマテタがヘディングシュート。GKカミンスキの好セーブに弾かれたボールを拾ったアーマダのシュートはゴール左に外れた。

さらに83分には、エゼがセンターサークルからロングシュートで直接ゴールを脅かしたが、これはわずかに枠の上に外れた。

このまま試合終了かと思われたが、ルートンは終了間際にスコアを動かす。96分、バイタルエリア右でボールを受けた途中出場のタウンゼントがゴールに向かうクロスを供給すると、こちらも途中出場のウッドロウがヘディングシュートで合わせると、左ポストに当たったボールがそのままゴールに吸い込まれた。

結局、試合はそのまま1-1でタイムアップ。ウッドロウの劇的弾で追いついたルートンが、敵地で価値ある勝ち点1を手にした。

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