鳥山明氏死去、ジャッキーが哀悼

『ドラゴンボール』や『Dr.スランプ』の作者で日本の漫画家、鳥山明氏が3月1日に急性硬膜下血腫のため急逝し、訃報が流れると微博(Weibo)のトレンドトップとなった。8日の香港メディアによると、多くのネットユーザーは微博に追悼のメッセージを投稿し、「鳥山明氏死去」「ドラゴンボール続編は無い」がホット検索ワードとなり、 一部ネットユーザーは幼少期を偲んで写真や投稿した。

鳥山氏が影響を受けたという『ドランク・マスター 酒仙拳』の主役を務めたジャッキー・チェン氏も微博に哀悼のメッセージを投稿した。チェン氏は「鳥山明先生、たくさんの名作を生み出してくれてありがとう。これからもずっと世界とともにあり、うまくいくだろう」と書き込み、チェン氏と鳥山氏の古い記念写真も添えられていた。

鳥山氏はかつてチェン氏の『ドランク・マスター 酒仙拳』がなければ『ドラゴンボール』は存在しないと述べ、『ドランク・マスター』を70回以上見たと伝えられている。『ドラゴンボール』の悟空のキャラクターデザインにはチェン氏の影があり、コミックスでは悟空の師である亀仙人が世界一の武術大会に出場した際、メイク後のキャラクターの名前は「チェンロン(程龍)」だった。チェン氏(成龍)と同じ発音で、このキャラクターはコンテストに出場し、酔拳を披露した。桃白白のプロトタイプは『スネークモンキー 蛇拳』の上官の逸雲であり、彼女の髪型と服装が非常に一致している。

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