角田裕毅、ピットアウト時の危険行為でペナルティを受け15位に降格。不注意を謝罪/F1第2戦

 F1サウジアラビアGP決勝後、RBの角田裕毅に、レコノサンスラップでの危険なリリースに対するペナルティが下され、レースタイムに5秒が加算された。これにより、14位でフィニッシュした角田は、15位に降格された。

 レース前のグリッドに着くためのレコノサンスラップに向けてガレージから出る際に、角田はランド・ノリス(マクラーレン)の目の前に入り、ノリスは事故を回避するための行動を取らなければならなかった。この行為は危険なリリースとしてレース後に審議が行われ、スチュワードは、角田に5秒のタイムペナルティを科すことを決めた。

「スチュワードは、ビデオ、チーム無線、車載ビデオの証拠を審査し、22号車と4号車のドライバーおよびチーム代表者の話を聞いた結果、22号車がレコノサンスラップ中に、ガレージから4号車の進路に安全でない形でリリースされ、4号車は接触を避けるために回避行動を取らなければならなかったと結論づけた」とスチュワードの声明には記されている。

「22号車のドライバーは、ガレージから出て行くことに意識が向いていたため、チームのナンバー1が出て行かないよう合図しているのを見ていなかったと認めた。彼はその見落としについて謝罪した」

「通常、レース中(レコノサンスラップもそこに含まれる)の危険なリリースには、5秒のタイムペナルティが科されるため、この件についてもそのペナルティを科した」

「また、このような性質の違反については、ペナルティポイント1を科すことが適切と考えられる。しかし、この件はレースがスタートしてからではなく、レコノサンスラップ中に発生したものであることを考慮し、我々はペナルティポイントは科さないことを決めた」

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