庄内空港の人手不足解消を目指し県や同空港の関連企業でつくるワーキンググループは9日、空港内で業務を行う企業の合同説明会を同空港で初めて開いた。10~50代の計11人が参加し業務内容に理解を深めた。
参加企業は、搭乗手続きや手荷物の受け付けといった「グランドハンドリング」を担う庄交コーポレーション(鶴岡市)と、保安検査を担当するセノン東北支社(仙台市)。11人は空港施設内を回り貨物業務やカウンター業務などの現場を見学し、搭乗前の保安検査を体験した。担当者は男女別の従業員数や、安全確保と定時運航、利用者の快適性を高めるための各種取り組みなどを解説した。
新庄市から参加した高校2年の生徒(17)は「知らなかった部分を見ることができて良かった。グランドスタッフの仕事に興味を持った」と話していた。